空調メンテナンスとは

温度・湿度管理に必要不可欠な空調設備は、熱源設備・熱搬送設備・空気調和設備の3つから成り立っています。
熱源設備は冷温熱源、熱搬送設備は機器から機器、または機器から室内へと熱を搬送するた めの配管です。空気調和設備は、名前のとおり、空気を調和させるための機器となっています。

  • ・熱源設備:ボイラー・冷凍機・ヒートポンプ・蓄熱槽・吸収冷温水機など
  • ・熱搬送設備:配管・ポンプ・送風機・ダクトなど
  • ・空気調和設備:加湿を行う加湿器・熱交換を行う冷却コイルや加熱コイル・エアフィルターなど

室内で私たちが快適に過ごすためには、空調設備の働きが必要です。
空調設備は新鮮な空気を外部から取り入れ、室内を快適な室温・湿度に保ち続けることができます。
室内空気の汚れを取りのぞくのも、空調設備の大切な働きです。
また、業務内容によっては、わざと温度・湿度を上下させるなど、使用目的によって変化させます。たとえば、冷蔵食品を製造してい る現場では、食品の新鮮度を保つために最適な温度・湿度に設定します。
そして、その環境を保つためには定期的なメンテナンスがとても重要になってきます。

メンテナンス作業者

空調メンテナンスのメリット

空調機器の劣化・故障の抑制

最新の空調機器であってもメンテナンスを怠れば、使い続けるうちにさまざまな不調を起こすことが考えられます。
小さな不調であっても、それらを放置すれば大きな故障になりかねません。
定期的にメンテナンスすることで機器の劣化や故障を抑え、長く使用することができます。 大きな故障になってからでは、修理代も高くなってしまいます。

ランニングコスト(電気代)の削減

最新の空調機器の電気代は、10年前のものの約半分と言われています。
しかし、部品が劣化していたり、清掃が行き届かず埃が溜まっていると運転効率も下がり、余計な電気代がかかります。
適切なメンテナンスを行うことで、最適なコストパフォーマンスを維持できます。

安心・安全で衛生的な環境の維持

空調設備で室内の清浄度を高めているつもりでも、機器自体に埃や汚れが溜まっていれば、その性能を活かすことができず、 逆に不快な臭いの原因になったり、菌が繁殖していれば健康被害にも繋がります。
それらを防ぐためには定期的なメンテナンスが重要になってきます。